4月9日は子宮の日!
2024年04月08日
毎年4月9日は「子宮の日」として、子宮頸がんの予防・早期発見・早期治療の啓発のためのキャンペーンが展開されていますが、皆さんは知っていますか?
子宮頸がんの原因や予防するためのワクチンのこと、早期発見のために必要ながん検診のことについて、正しい知識を持ったうえで、自分はどう行動するか、考えてみましょう。
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■子宮頸がんについて
子宮頸がんのほとんどが、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因です。
毎年約1万人もの女性が新たに子宮頸がんと診断されており、約3千人が亡くなっています。特に近年は、20歳・30歳代の若年女性において、罹患者が増加しています。
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■HPVワクチンについて
子宮頸がんを予防するためには、HPVワクチン接種が有効であり、海外でも多くの国で接種が行われています。
日本では2013年から公費での接種が開始されましたが、副反応の調査のため、積極的な勧奨が控えられていました。しかし、2022年よりワクチンの高い予防効果と安全性が確認され、積極的勧奨が再開されました。
現在、積極的勧奨が再開されるまでの約8年間のうちに定期接種しなかった人に対して、改めて公費で接種を提供するキャッチアップ接種を行っています。
○対象者 :1997~2008年度生まれの11学年の女性
○接種期間 :2022年4月~2025年3月まで
公費で接種対象になっている方は、ぜひこの機会に接種を考えてみてください!
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■がん検診について
ワクチンの接種状況に関わらず、早期発見のため、がん検診受診は必要です。子宮頚がん検診は、20歳から、2年に1回受けることが推奨されています。
市町村から費用補助もされていますので、対象年齢になったらぜひ定期的に受診しましょう!
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■資料・参考URL
以下のHPはイラストなども豊富でたくさんの情報が記載してありますので、興味がある方はぜひのぞいてみてください。
みんぱぴ! https://minpapi.jp/
また、保健センターで作成した資料を以下に載せます。よんでくださいね。