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風疹の流行に関する情報と注意
2013年04月11日
風疹の流行状況
関東地方(特に東京・神奈川・埼玉)で、風疹の予防接種を受けておらず風疹に免疫のない
20~40代の男性を中心に風疹が大流行し、患者数が昨年同時期の20倍の増加したことが報道されています。現時点で、九州工業大学において風疹の流行は確認されていませんが,今後本学でも感染者が増える可能性があります。
風疹について
風疹は風疹ウイルスの飛沫感染によって発症します。ウイルスに感染してもすぐに症状が出ず(潜伏期間約14-21日の潜伏期間)、その後、はしかに比べ淡い色の赤い発疹、発熱、首の後ろのリンパ節が腫れるなどの症状が現れます。また、咳・鼻汁・目が赤くなるなどの症状がでることもあります。子供の場合、発疹も熱も3日程度で治ることが多いので「3日はしか」と呼ばれます。合併症として関節痛・血小板減少性紫斑病・脳炎などが報告されています。大人になってかかると子供の時より重症化する傾向があります。妊婦が妊娠早期に風疹にかかると、先天性風疹症候群と呼ばれる病気により、心臓病・白内障・聴力障害などの障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性があります。
(社団法人細菌製剤協会平成22年度予防接種に関するQ&A集から)
対策
○うがい・手洗いの励行。
○風疹ワクチンの接種: 風疹にかかったことがない、風疹ワクチンをうけたことがない方は、妊婦さんを守る、重い合併症を防ぐといった意味で、男性も女性も風疹ワクチンをうけておくことが推奨されてきましたが、今回の流行に伴い、厚生労働省は「ちょうど妊婦の夫にあたる年代の男性に免疫のない人が多いので、妊婦の夫・家族や周囲の人は、予防接種を受けるなど風疹の感染予防に努めてほしい」と通達しています。
て接種することができます。
風疹ワクチンやワクチン接種医療機関の情報が
必要な場合は、本学各地区保健センターまで
お問い合わせください。
◇お問い合わせ先 九州工業大学 保健センター 【戸畑】℡ 093-884-3065 【飯塚】℡ 0948-29-7513 【若松】℡ 093-695-6017 |
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