令和２年３月１９日

 学生の皆さんへ

学 長

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）について（第5報）

― 外国に出国又は日本国に入国する場合の対応 ―

新型コロナウイルス感染症については、各国・地域において感染者数が増加し、世界保健機関（WHO）において「制御可能な世界的大流行（パンデミック）」を宣言するなど、日々状況が変化しています。 

ついては、令和２年３月１６日付け文部科学省からの事務連絡を受け、最新状況に基づき、九州工業大学に所属する全学生が外国に出国（渡航）又は日本国に入国（渡日）する場合の対応に関する留意点を整理しましたので、確認の上、引き続き適切な対応をお願いします。 

なお、新型コロナウイルスに関しては日々状況が変化している現状を踏まえ、今後もメールやホームページへの掲示等を通して引き続き正確な情報発信に努めます。

記  

１．海外渡航に関する危機管理情報の提供について

（１）感染症危険レベル情報

３月１６日現在、感染症危険情報レベル３「渡航は止めてください。（渡航中止勧告）」又はレベル２「不要不急の渡航は止めてください。」の国・地域は以下のとおりです。

ついては、レベル３、レベル２の国・地域については、原則渡航を禁止します。

感染症危険情報レベル２以上の国・地域（３月１７日１０時現在）

【参考】感染症危険情報レベル１「十分注意してください。」の国・地域

（３月１７日１０時現在）全世界

※これらの国・地域であってもいつレベルが引き上げられるかわかりません。また、危険情報レベル２以上の国・地域以外でも新型コロナウイルスに感染したとの報道もありますので、自身の身を守るため、できるだけ海外渡航を当面避けることを望みます。なお、渡航する場合は十分注意するとともに、指導教員又は学生係等に連絡したうえで、渡航するようにしてください。

（２）日本からの渡航者や日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限

各国・地域が行っている入国制限措置や行動制限の中には、日本からの渡航者が対象に含まれているものがあります。海外に渡航する場合は、外務省が把握している、日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限措置を外務省海外安全ホームページ^※2で確認のうえ、渡航するようにしてください。なお、新型コロナウイルスをめぐる各国の対応策は極めて流動的ですので、外務省ホームページに掲載されている内容から更に変更されている可能性もあります。海外への渡航を検討する段階で、各国当局のホームページを参照する他、在京大使館に確認する等、事前に最新の情報を十分に確認してください。 

※2：外務省海外安全ホームページ  https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

２．渡日・帰国する学生への情報提供等について

（１）入国拒否地域

  法務省では，新型コロナウイルス感染症対策として、当分の間，以下のいずれかに該当する外国人について，特段の事情がない限り，上陸を拒否の措置が講じられていますので、この措置が解除されるまで、入国することができません。

  この措置により渡日できない留学生（正規生・非正規生問わず）には、入学や渡日時期について、個別に相談に応じます。入国拒否地域（３月１９日現在）

  ※詳細かつ最新の情報は、法務省 HP

　「新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る上陸拒否について」（http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/20200131comment.html）を確認してください。

（２）水際対策地域

  厚生労働省では、新型コロナウイルス感染症の水際対策として、当分の間（３月９日にから３月末日まで）、入国拒否地域以外の中国、韓国、アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、アイルランド、アンドラ、イラン、英国、エジプト、キプロス、クロアチア、サンマリノ、バチカン、ブルガリア、モナコ又はルーマニアから来航する航空機又は船舶に搭乗し又は乗船していた者について、検疫所長が指定する場所において １４日間待機し、国内において公共交通機関を使用しないことが要請されていますので、実質的に留学生は入国が困難になります。

  この措置が解除なされたら渡日することができますが、帰国（入国）日から１４日間の自宅待機要請等の行動制限については、解除された時の日本国政府の方針に従うことになります。

  なお、この措置による留学生の渡日延長等の相談については、正規生・非正規生問わず、個別に相談に応じます。

（３）その他の地域

  日本国政府は上記（１）入国拒否（２）水際対策により新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでおりますが、その他の国・地域から渡日・帰国することについて、今のところ制限はありません。

  しかし、新型コロナウイルス感染症が世界的大流行をしていることを鑑み、九州工業大学として、その他の国・地域から渡日・帰国する全学生に対し、入国後、１４日間は健康観察及び行動制限を実施します。

①健康観察 自己健康管理表に体温や症状の記録する

②行動制限 不要不急の外出を控える（授業等の出席は可）ただし、自宅待機を要請する可能性もある。

なお、外出の際（授業への出席も含む）は極力マスクを着用するとともに、正しい手洗いを始めとする手指消毒、咳エチケット等、従来にも増して、一層の感染症防止対策の徹底をお願いします。

  【参考】新型コロナウイルス感染症に備えて～一人ひとりができる対策を知っておこう 　　

　https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

 ３．その他の相談窓口

○新型コロナウイルス感染症に関する一般的な相談

  福岡県庁がん感染症疾病対策課感染症対策係：092-643-3288（8:30-17:00受付）

○外国人相談窓口  福岡アジア医療サポートセンター

（外国語対応コールセンター）：092-286-9595

（日本語・英語版）

https://asian-msc.jp/wp-content/uploads/2018/12/information_english.pdf

  （中国語・韓国語）

  https://asian-msc.jp/wp-content/uploads/2018/12/information_china_korea.pdf

○厚生労働省 電話相談窓口：03-3595-2285（9:00～21:00受付）

○福岡県相談窓口（各地区の相談窓口のリストが閲覧できます）

  　http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/bukan.html

 ４．厚生労働省HP新型コロナウイルスに関するQ&A

（一般の方向け、令和2年3月18日時点版）

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_q

a_00001.html

【お問い合わせ先】

 保健センター （戸畑）内線：87-3065　

　　　　　　　　　　E-mail：hok-hoken@jimu.kyutech.ac.jp

        　　　（飯塚）内線：88-7513

　　　　　　　　　　E-mail：hok-jhohoken@jimu.kyutech.ac.jp

        　　　（若松）内線：89-6017

　　　　　　　　　　E-mail：hok-sehoken@jimu.kyutech.ac.jp

工学部学生係       E-mail：koh-gakusei@jimu.kyutech.ac.jp

情報工学部学生係   E-mail：jho-gakusei@jimu.kyutech.ac.jp

生命体学生・留学生係 E-mail：sei-gakusei@jimu.kyutech.ac.jp